編集部では数回にわたり、さまざまな栃木県那須塩原市の観光スポットを紹介してきました。でもやっぱり那須塩原といえば「温泉」やかつての「塩原御用邸」と言ったイメージが強く、若いカップルが観光する場所とは思われていないのでは？

でも、実は那須塩原はカップルが行くべき理由だらけなんです！ 編集部が実際に訪れた、愛が深まっちゃう…かもしれない（？）デートスポットをご紹介。

訪問したのはこのメンバー

ジェントル高橋（以下、高）：編集部スタッフとして那須塩原を訪れる度に「ここが第２の故郷だ！」と確信しはじめている。小太郎ケ淵の草団子が大好き。

編集部・まつこ（以下、ま）：おんせん（大分）県出身ということで、温泉地・那須塩原には敵対心を燃やしていたものの、明賀屋本館の川岸露天風呂の美しさにどっぷり惚れ込んだ一人。無類の酒好き。

さて、編集部が体感した「那須塩原にカップルで行くべき理由」とは？

カップルの小旅行にぴったりな移動時間

高：何と言っても、那須塩原まで都内から車で２時間半で行けるってのはかなりポイント。アルバムCD2枚ほど仕込んでおいて、好きなアーティストを彼女におすすめしつつドライブするならピッタリの時間だね。

ま：確かに、3時間かかるとちょっと長いなーって思う。新幹線だと1時間半だから、駅弁食べて缶ビール3本くらい飲めばあっという間ね。

高：結構飲むね。

パワースポット「逆杉」で樹齢1500年の巨木から神気を浴びよう

ま：女子ってなんだかんだパワースポットって好きよね。塩原八幡宮の本殿前にそびえ立つ巨木は、太い幹から垂れるように下がる枝から「逆杉」と名付けられたそう。大きすぎて写真じゃ伝えきれないのが残念ね。

高：2つの幹が寄り添うようにそびえ立っている様子から、夫婦杉とも言われているし、本殿の右側にある「氣の大杉」は「逆杉」に勝るパワースポットとの噂も。これは女子のパワースポットとしてじゃなく、プロポーズ前のひとネタになりそう。

吊り橋で彼女のハートを揺さぶりたい。本州一の吊橋効果を実現！

高：ここはもう…ひたすら長い吊り橋だった事だけは覚えてるよ。

ま：「吊り橋効果で彼女をキュンキュンさせるぜ！」とか言ってた割には、ひどいビビりようだったわね。

ま：全長320メートルを誇るもみじ谷大吊橋は、無補剛桁歩道吊橋としては、本州一の長さ。吊橋から360度に広がる絶景パノラマは見ていて感動したわね。 しかもこれからの時期はこの緑が紅葉で真っ赤に染まるそうよ！絶対見に行くわ！

高：もみじ谷大吊橋は「恋人の聖地」にも選ばれていて、吊橋を渡った対岸には「恋人の聖地シンボルモニュメント」として、オスとメスのクマタカの像があるんだ。恋人と吊橋効果を味わった後はここで愛を誓うんだね。すごくイイ。 

動物と触れ合う彼女がカワイイ…乗馬でとびっきりの笑顔が見れる

高：動物と触れ合うと、みんなとっても優しい笑顔になるのはなぜだろう…。

ま：千本松牧場は西那須野高原ICからすぐに着くのも良かったわ！ 乗馬も初心者コースから上級者コースまでレベルに合わせて選べたんだけど、小学校は馬通学だった私としては上級でも物足りなかったくらいよ。

高：うそつけぃ！

ま：バレたかっ！ 本当はホバークラフト通学だったわ。（大分県では日本で唯一ホバークラフトが定期運行していた　※2009年で終了）

高：大分県民スゴいな！

高：それにしても、馬に揺られて我ながらいい笑顔。この日は風が強くて乗れなかったけど、熱気球で上から眺める牧場風景も見てみたかったなぁ。牧場でつくるソフトクリームを食べて、サイクリングもして、彼女との距離をぐっと縮められそうな気がしたよ。

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二人で見つける「ハートの石」足湯で帰りのドライブも快適に

高：温泉は足湯専門の「湯っ歩の里」へ。なぜ足湯なのかというと…

高：そう、二人の恋がもっともっと深まるかも（？）しれないハートの石を見つけてみたかったから！

ま：本当、単純なんだから。

高：お湯もちょっと熱めなんだけど、それより石が足裏に食い込んで結構痛い！ それでも、慎重に下を凝視しながら進んでいくと…ついに発見!!

ま：ハートと言われればハートだったわね。

高：見つけたらなんだか嬉しいしちょっと盛り上がる！ 60mの長い天然温泉の回路を歩きながら浸かっていただけなのに、脚がスッキリしてるし身体もポカポカに。運転疲れの足にはかなり効いた気がしたよ。

ま：那須塩原市にはこの他にも、女子が喜ぶこと間違いなしのこだわりカフェや、マイナスイオンたっぷりな滝の名所もオススメ。

高：日帰りで気軽に行けるのも那須塩原の魅力だけど、一泊二日でたっぷり遊んでいい湯に浸かって、自然に囲まれた旅館で一夜を過ごすのもいいと思うなぁ〜。